仕事に対する働く人自身の誇りや自信について

2014/06/23

こんにちは、ECコンサルカンパニーの江藤です。

最近、最終回を迎えましたフジテレビ系のドラマ、ブラックプレジデント。

ブラック企業の社長の言葉が結局は正論だと、あらゆる事例をもとに学生たちに納得させていくストーリーですが、非常に共感するところもあり(もちろん演出が前提ですが)、仕事に対する、働く人自身の誇りや自信について今回は考察してみたいと思います。

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やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、 ほめてやらねば人は動かじ。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。
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皆さま、ご存知の山本五十六の言葉です。
これが出来てないから、やってないから上司がダメだ。
これが出来るようになろう。がんばろう。

なんて、思っている方もいらっしゃるかもしれません。

あえて、誤解を恐れず発言をするならば、そんな悠長な事を言っているから戦争に負けたんだと言いたい。
山本五十六さんの考え方にはとても共感を覚えます。
ただし、それでは掌握できなかった。

これとは、相反して、社員に対する責任を問う、電通の責任三か条というものがあります。有名な電通の鬼十訓とは、4代目の吉田氏が自分に課する言葉として作ったもので、社員にはこの三カ条を徹底させたと言われています。今は、「癌である。排除せられるべき」を人に使っているという表現のために使われてないらしいです。

責任三カ条 
一. 命令・復命・連絡・報告は、その結果を確認し、その効果を把握する
   までは、これをなした者の責任である。その限度内における責任は
   断じて回避できない。

上司から、同僚から、「これお願いね♪」と頼まれたら、進捗状況や結果をお願いされた人に伝えなくてはいけません。それは伝言を頼まれた人も、周りで聞いている人も全員が「あれどうなった?」と進捗と結果を意識しあうということです。
それが責任の1番目です。
「それ、あの人がやってたんじゃないですか?知りません。」
は、無責任というわけです。

二. 一を聞いて十を知り、これを行い叡智と才能がないならば、一を聞いて
   一を完全に行う注意力と責任を持たねばならぬ。
   一を聞いて十を誤るごとき者は、百害あって一利ない。正に組織活動の
   ガンである。削除せらるべきである。

正確に一聞いて発言者と同じイメージのものを十つくり上げるのは非常に難しいですが、一の発言者に、目的と注意すべき点を聞き出し、それに対して、自分の考えを伝え、すり合わせが終わった上で、十を作れる人はいると思います。
ただし、中には一の発言者は正確な自分のイメージする正確な十を求める場合があります。
一を発言する人が何を求めるかにもよると思いますが、いずれにしても、相手の言うことや、状況を正確に把握し、理解しないで、確認をとらず、中途半端な理解で行動を起こすと、その動きは結果的には無駄になってしまいますし、むしろマイナスです。組織にとってはかなりの損害を被ることになることを理解し、一の話を正確に理解し確認を取って業務を行う事が責任の2番目です。そしてこの責任を果たせない人は辞めるべきほど重要な事なのです。

三. われわれにとっては、形式的な責任論はもはや一片の価値もない。
   われわれの仕事は突けば血を噴くのだ。われわれはその日その日に
   生命をかけている。

大きな会社には少なからずセクショナリズムが発生しています。
経理の仕事が営業部に回ってくることはありません。
マーケティングの仕事が経理部に回ってくることはありません。
それは、役割分担をして組織をつくっているのですから、ある意味しょうがないことなのですが、自分には関係ないと割りきってしまう事が、それが形式的な責任論なんだと思います。
営業の仕事は経理の方にはできないかもしれません。
でも、「どうだった?」「がんばってね」「何かできることがあれば手伝おうか?」という気にすることや、実は、営業の経費が経理と連動していたり、経理のコストカット目標が営業活動に影響を及ぼしているかもしれません。
全員が会社全体のことを考えて意識すれば、業務が自分に関係ないことなど存在しません。それを自分には関係ないと考えてしまうことは無責任なのです。

とは、いいつつ、そんなの理想だよね。
現実は、自分はそんなに頭も良くないし、実績もない、何かをここまでやってきたという自信もないし、それが世の中で評価されるものかといえば、そうでもない。
たぶん、今までそんなに頑張ってもきてないので、そこまで頑張れると思えない。
だから、日々を楽しく過ごそう。頑張るより楽しさを選ぼう。
自分の精神状態をHAPPYでいられる選択をしよう。

と考えている人もいるかもしれません。
そんなんじゃ、将来、収入的に出世しないと不安だよ。
いや、頑張って出世したって将来不安だよ。

自分は生涯の時間の中で働くことに一番時間を使うんだから、楽しまなきゃ。
時間でお金をもらっている契約なのだから、時間以外は働く必要がない。

面接の時にウソでも入っちゃえば勝ち!

ノウハウ本読んだってどうせできっこないんだから無駄無駄。
当たり前のことしか書いてないから読む必要なし。
一部のすごい人だけができるんで、自分は無理。

当たり前のすべき論の説教は聞きたくない。
偉そうな意見は聞きたくない。

などなど、いろんな思いが浮かびあがるかもしれません。

自分の価値を理解するときに自分を客観的に見る方法があります。
偏差値の考え方です。

高校受験、大学受験の時にでてきた偏差値です。
偏差値の考え方は、正規分布曲線を使って見るとわかりやすいのですが、つまり、全体の中で平均の人たちを基準として、そこから離れていると偏差値が高くなったり低くなったりしているわけです。

この偏差値もう少しわかりやすく計算式を省いて事例で話しますと、男性の身長170cmを標準身長としてプラスマイナス5cmの幅で偏差すると180cmで偏差値70を超え全体の2.3%に値します。

男性身長のほとんどが165cm〜175cmに入ります。
でも、180cmの身長の人ってそんなに珍しくないですよね?

つまり、仕事も同じなわけです。
仕事ができて地位が高い人、年収が1000万円超えてる人、楽しんで仕事している人って、世の中にいっぱいいて、そんなに珍しくなく、本人がその気なら努力次第でなれちゃうレベルなんです。

仕事はいろんな取り組み方があっていいと思いますが、目標を持って目指している人は目が違いますし、輝いています。
自分もいつまでも輝いていたいと思いますし、そんな仕事に対する取り組みが輝きであり誇りや自信なのだと思います。

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  ■株式会社ECコンサルカンパニー 代表取締役 
   一般社団法人日本Eコマースコンサルタント協会 専務理事
    江藤 政親(えとう まさちか)
  〒105-0013 東京都港区浜松町2-2-3 磯山ビル3F
  (TEL) 03-5776-4900 (FAX) 03-5776-4901
  (URL) http://www.eccc.co.jp
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 【江藤政親のプロフィール】
  1999年よりネットショップ運営に携わり、立ち上げ1年半で月商
  4500万円を達成。商店街から一部上場会社まで規模、業界を選ば
  ず、必要に応じて、商品開発、人材教育、入社面接、経営戦略、
  資金繰り対策とすべての経営スキルに精通。
  現場知る情熱的指導法は、定評が高く、会社顧問、コンサルティ
  ング、講師として活躍。サポート実績企業は1000社を超え自ら著書3冊
  を持つ。
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etou

【専門家】江藤政親

株式会社ECコンサルカンパニー代表取締役社長。
自ら1999年よりネットショップ運営に携わり、立ち上げ1年半で月商4500万円を達成。
コンサル指導店舗200社を年商1億円以上へ導く。
商店街から一部上場会社まで規模、業界を選ばず、必要に応じて、商品開発、人材教育、入社面接、経営戦略、資金繰り対策とすべての経営スキルに精通。
現場知る情熱的指導法は、定評が高く、会社顧問、コンサルティング、講師として活躍。
サポート実績企業は1000社を超え自ら著書3冊を持つ。
http://jeccica.jp/about/trustee/

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komiyama

【専門家】江島民子

株式会社グリーゼ代表取締役 ・日本オンラインショッピング大賞審査員 ・SOHOホームページ大賞審査員 ・全国イーコマース協議会ベストECショップ大賞審査員 ・マイクロソフト社の社会貢献事業「女性起業UPルーム」初代コーディネイター ・非営利団体日本ネットライター協会(JNWA)運営委員長 ・2001年に日経ウーマン誌選出「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」ネット部門7位受賞。 ・日経MJ、雑誌「ネット販売」「インターネットでお店やろうよ」「おとりよせネット」等に、連載・寄稿多数 ◇会社サイトはこちら 株式会社グリーゼ オフィシャルサイト http://gliese.co.jp/ ◇事業サイトはこちら メルマガ制作なら、「コトバの、チカラ」 http://kotoba-no-chikara.com/

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株式会社ISSUN(イッスン)代表取締役。 2000年よりEC数社を立ち上げ各賞を受賞、2003年に立ち上げたECを数年で年商20億と急成長させ株式上場、その後、事業の保有株を売却し、シリコンバレー等海外の次世代eコマースの現場を研究。 ソーシャルとの連携による新たなマーケティング手法を確立し、2011年にウェブ制作・マーケティング会社、ISSUNを設立、先細りしつつある従来のマーケティング手法を立て直し「心の通うオンラインマーケティング」で売上改善を果たしている。全国各地でのセミナーやコンサルティングなども手がける。

YAS

YAS

イグレック米国オフィス統括 ”日本のよいものを世界へ、世界のよいものを日本へ -Japan to the World, World to Japan”というコンセプトのもと、日本企業のグローバル展開や日本マーケットへのビジネス参入を目指すグローバル企業へのサポートも行う。 同時に、”オンラインマーケティング”、”Eコマース戦略立案”、”ビジネスオペレーション”等に関するビジネスコンサルティングも提供。 ビジネスコンサルタントとして独立前は、オラクルコーポレーションにて日本の戦略パートナーとの世界的戦略提携を実現。1997年に渡米するまでは、外資系IT企業にて営業、営業マネジャーとして活躍。 シリコンバレー在住